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海の世界は厳しい:小型船舶操縦免許

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日本は海に囲まれた島国ですが、ほとんどの人は海の世界の常識って知らないですよね。私は大学の頃に、少しだけシーカヤックで海の世界を体験しました。そこで触れた海の常識は知らないことばかりでした。就職して少し余裕が出来た時期に、その興味を思い出し、小型船舶の免許を取ることにしました。海も含めて、すべての乗り物を運転してみたいという気持ちもあったと思います。

 

・四級小型船舶
ネットで調べると、四級小型船舶免許が車でいう普通免許に相当し、2日間の教習で取れると分かりました。これは現在の二級小型船舶免許になります。

近くの病院で身体検査を受けて、教習所は大手のJEISさんに通いました。内容は学科と実技に分かれていて、教習の最後に修了試験があります。海という知らない世界の常識を学ぶのは、とても楽しかったです。楽しかったのですが、、、実技は少し苦労しました。

というのも、実技の始まりが小雨が降る冬の日だったので、教習所の広告にあった爽快な海は感じられず、とにかく寒い!そして元船乗りの教員が、とにかく怖い(笑)。船舶の安全を考えれば、厳しい指導も仕方ないですが、ミスすると理不尽に怒られます。加えて実技の相方は、競艇学校に入学予定の愛想がない若者で、操船は上手かったのですが、助け合うこともなく、実技を進めることになりました(泣)。そう、海の世界は厳しかったのです。。。

実技の終わりには、天候が回復し操船にも慣れてきて、修了試験は不安なく受けられました。振り返れば、学科も実技も知らない世界に触れられて、楽しかったと思います。またやる?という質問には、違う教員と相方をプリーズ!と答えてしまうでしょうけど。

 

・楽しいボートライフ?
免許の取得後ですが、もちろん高額な船舶を買うことは出来ないため、同じく船舶免許だけ持っていた会社の先輩と一緒に、ヤマハのレンタルボートを利用していました。この「シースタイル」はレンタカーに比べたら高いと思いますが、船舶を所有するのは難しい方にお勧めのサービスです。マリーナによっては、ボートの種類が選べますので、気軽に色々な海の世界を楽しめるでしょう。

https://sea-style.yamaha-motor.co.jp/

その先輩と会社のレクを担当した際は、レンタルボートを使った「釣り」を企画し、海に興味がない同僚を巻き込んで、楽しいボートライフを試みました。しかし釣果なしのボウズで、船酔いも続出し、部内でもかなりの不評となり、その企画が復活することはありませんでした。

 

・一級小型船舶
そのように楽しいボートライフ?を送っていた頃、免許制度が変更され、学科だけ受ければ一級小型船舶に書き換えられるようになりました。二級の航行範囲は海岸から5海里に制限されますが、一級になるとすべての海域に広がります。当時はこの書き換えが暫定対策だといううわさもあり、受けたい方はお早めにといった売り文句を見て、先輩と一緒に参加しました。ちなみにあれから15年以上になりますが、書き換えは恒久対策だったようです(笑)。

二級から一級の免許は、2日間の学科を受け(実技はなし)、修了試験に合格すれば、進級できます。船舶用のチャートワークとか忘れている科目も多かったですが、先輩と力を合わせて何とか思い出し、一級船舶免許に書き換えることが出来ました。

少しラッキーだったのは、四級小型船舶に水上バイクの免許である「特殊」が付いていたことです。この辺は既得権益なのでしょうね。昔の自動車免許に自動2輪が付いていたのと同じです。

その後は転勤もあり、船舶免許を持った先輩と離れてしまい、レンタルボートの年会費を維持する余裕もなく、海の世界から離れてしまっています。

 

・船舶免許の更新
操船しなくても、免許の更新は5年ごとにやってきます。更新し忘れても、失効再交付という手続きを取れますが、私は更新し続けてます。運転免許の更新と同じで、1時間半程度の講習を受けるだけです。海とかかわれるのが、更新の講習だけというのも寂しいですね。

もしまたレンタルボートに乗る機会があれば、操船していない期間が長いので、まずはスキルアップ講座を受けて、離着岸を練習したいです。海の世界は厳しいので。。。