宅建の勉強では、息抜きに『正直不動産』というマンガを読んでました。こちらはストーリーが非常に面白く、また不動産の知識も得られるというお役立ち書籍でした。簿記を受けるのが延期になり、ちょっと休憩ということで、こんな本が簿記でもないかなと探してみました。
①女騎士、経理になる。:
経理の基礎的な知識を扱ったマンガとして有名のようです。ただし舞台はファンタジー世界で、主人公の女騎士が簿記会計の知識を用いて、様々な困難に立ち向かうという物語になります。全8巻で完結し、各巻の後半は勇者が活躍する勇者編という2本立ての構成です。まず一見して「ファンタジーなんて無理」と思った方には、お勧めできません。私はなじめましたが。。。マンガの中で経理の知識は説明されるものの、それで学習するというのではなく、勉強で触れたことのある知識が物語に生かされるのを楽しむという感じでした。また会計や金融の発展が描かれる部分もあるので、歴史が好きな方にもいいかなと思います。ちなみに主人公の女騎士は、簿記2級だそうです(笑)。
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②女子大生会計士の事件簿 全6冊:
こちらは小説で、簿記というより会計が題材になります。公認会計士の萌さんとその助手?カッキーが、会計に絡んだトリックを見破るという物語で、私の表現で伝えるなら、監査を主軸にして恋愛要素も含んだライトノベルという感じでしょう。実際の監査を体験したことがないので、正確には分かりませんが、その雰囲気は伝わるのではないでしょうか。ということで、会計の知識に興味があって推理小説が好きな方にお勧めします。会計用語集といった巻末付録が豊富な点もいいですね。1つ1つは軽く読めますが、全6冊合本版はボリュームもあり長く楽しめると思いますよ。
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上記の2つは、実務で経理に触れない者にとって、簿記や会計を身近に感じさせる効果があると思います。ただし知識を深めるという目的には、あまり合致しないでしょう。そこで最後に、自分の勉強で役に立ったマンガを紹介します。
③マンガ財務諸表入門:
こちらは簿記を勉強する以前に、会社の数字を理解するという目的で購入した本です。簿記を勉強していると個別の問題で視野が狭くなりがちですが、このマンガは財務諸表について順を追って説明しているため、知識の整理に最適で、全体を俯瞰しやすくなるという利点がありました。ちなみに工業簿記の範囲は含まれません。少し実用的なマンガを求めている方にお勧めします。
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以上、私が見つけた簿記会計のマンガや小説でした。まだ探し出せないマンガや小説が、たくさんあると思います。皆さんのお勧めがあれば、教えていただけるとうれしいです。それでは、ご参考まで。