ご存知の通りで宅建の試験に合格しても、すぐに宅建士とは名乗れません。
もし宅建士証の交付を目指すなら、約70,000円の受講料や手数料を払う必要があります。試験の合格に有効期限はありませんが、宅建士証を交付する場合、合格後1年を超えてしまうと法定講習(11,000円)の受講が追加になります。
当面は不動産業に従事しない場合、使わない宅建士証にお金を出すか、必要な時に法定講習を追加で受けるか、悩みますよね。登録実務講習に興味があった私は、前者を選びました。
調べてみると、大手の予備校が主催する講習の金額は20,000円前後でした。早割とかもあるのですが、合格していると思わなかった私は既に乗り遅れてました。驚いたのは、登録実務講習の有効期間が10年ということ。有効期間は短くていいので、安くしてくれないかなと思いましたよ(笑)。そして見つけたのは、最安値のTAKKYOさん。開催地は限られますが、他より約10,000円も安いので即決しました。
申し込んでから数日後に、モノトーンのテキストが届きました。本試験と異なり実務的な内容が列挙されていて、300ページを超える内容に思考が停止しそう(TAKKYOさんの自宅学習に動画はありません)。。。それでもネットの情報によると、予習は必要なさそうだったので、テキストをパラパラと確認する程度で講習を迎えました。
1日で終わるコースもありますが、私は2日間の方を選びました。講習は実務に近いと思われる内容を学べて、非常に楽しかったです。重説を作る練習とかもありましたよ。
気になる修了試験ですが、講習の中で試験に出る内容を示唆してくれますし、テキストを見ながら答える形式なので、ご心配なく!ただし多数の記入ミスには注意しましょう。多数の記入ミスとは、○万円の万を抜かしてすべて○円で書いてしまうといったことです。
その後の実務まで考えると、講師に質問するといった積極的な姿勢もありですが、内容が一杯なので、時間的に難しいかなという雰囲気でした。遅刻せず、居眠りして試験の示唆を聞き逃さなければ、絶対に大丈夫な講習です。不動産業の未経験者には、実務を模した内容がとても新鮮でした!