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通訳案内士 PR

英語で日本を知る、通訳案内士とは

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皆さんは観光地で外国人の方にガイドしている人を見たことがありませんか?そのようなガイドさんの中に、試験を受けて国家資格を取得している「全国通訳案内士」がいます。

この資格を取って登録すれば「全国通訳案内士」を名乗ることが出来ます。以前は業務独占資格だったので、この資格がないと有償で通訳案内業務を行えなかったのですが、法改正により類似する名称を使用できない名称独占資格に変わりました。つまり現在は誰でも有償のガイドになれるものの、以下のような名称は使えないことになっています。この変更により通訳案内士の受験者が減ったことは確かです。それでも名称独占資格として、高度な外国語能力や日本の歴史/地理/文化に関する質の高い知識を提供できるという証明にはなると思います。

「全国」の言葉が付くのは、特定の地域内だけで通訳案内業務を行う「地域通訳案内士」もいるためです。全国通訳案内士が都道府県に登録するのに対して、地域通訳案内士は各自治体に登録します。当然ながら全国通訳案内士の方が、試験範囲が広くなり難易度も高くなります。

普通に通訳案内士とか通訳ガイドとか名乗った場合、全国通訳案内士(英語)を意味することが多いですが、この資格はフランス語/スペイン語/ドイツ語/中国語/イタリア語/ポルトガル語/ロシア語/韓国語/タイ語の計10言語で設定されています。全体の合格率は、私が合格した平成29年(2017年)で15.6%で、最近は10%を切っています。

英語の資格といえば、日本ではTOEICと英検が有名ですね。私もTOEICと英検を受けましたが、ほかに面白そうな資格はないかなと探して見つけたのが、通訳案内士の試験でした。英語の勉強になるのに加えて、日本地理/日本歴史/一般常識といった幅広い分野を学ぶことが出来ます(最近は実務の筆記試験も加わりました)。英語で勉強しつつ日本のことも知れるというのは非常に興味深く、英語力は人並みでも、外国人に説明できる程度に日本の知識を持ちたいという私の目標にぴったりでした。ちなみに私の英語力はTOEICが845点、英検が準1級になります。。。それと仕事で色々な場所に行く機会が多いので、観光名所や歴史をもっと知りたいと思っていました。

この資格を取得した後、通訳案内士の組合や協会による新人研修を受けて、通訳ガイドとしてデビューする方もいらっしゃいます。今の私にその予定はないのですが。。。また下見ということで通訳案内士登録証を提示すると、無料になる美術館や資料館があったりします。もっとガイドの世界を知りたくなったという方には、以下の本をお勧めします。実体験から語られるその日常は、とても面白そうですよ。

ということで、英語で日本を知るという興味の方向に従って、学習を開始しました。

次回に続きます。

勉強の中心は日本のこと:通訳案内士の筆記試験https://ntory.biz/guide-general/ 前回の続きです。 全国通訳案内士(英語)の試験は、筆記と口...