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もしもに備えて:赤十字救急法救急員

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いざというとき、自分には何が出来るのだろう。赤十字の救急法講習会に参加する度、そんなことを考えます。

大学の頃、部活の一環で救急法を覚える必要があり、赤十字の講習を受けました。この資格?には有効期限があり、現在は5年とのことですが、もしもに備えて、ずっと更新してきました。消防署でも救急法の講習会は開催されていますが、赤十字の方が講習の時間が長くて詳しそうなのと、赤十字の理念に共感する部分があるため、私はこちらを受講してます。

赤十字の救急法講習会は、
①2~3時間の短期講習
②4時間の基礎講習、検定合格者は「赤十字ベーシックライフサポーター」に認定
③2日で10時間の救急員養成講習、検定合格者は「赤十字救急法救急員」に認定
という段階に分かれています。

「赤十字救急法救急員」になるには、②+③で3日間の講習を受けて、検定に合格する必要があります。その内容は手当/包帯法/止血法/心肺蘇生/AED…と多岐に渡り、座学もありますが、実技の練習が講習の中心になります。そういえば、以前はAEDだけ別の講習になっている時期もありました。

実技は基本的に2人1組で練習しますが、個人の参加者も多く、講習の初日にバディを組みます。私の経験では男女比の偏りが少ないですし、講師の方もバディになってくれますので、異性の方と組むのは避けられると思います。私がバディを組んだ人を紹介すると、プールの監視員、スポーツクラブのインストラクター、自動車教習所の教官、介護施設の職員、学校の先生という面々になり、職場で救急法の知識が必要な男性が多かったです。何年か前、バディになった方が実技で苦労していて、2日目の講習に来なかったという経験はあります。私がいじめたからではありませんよ!

そんなこともありましたが、実技を練習する時間は十分にあるため、私が知る限り検定に落ちた方はいないと思います。覚えることが多くて、ちょっと大変そうな講習だと心配されたかもしれませんが、慣れれば何とかなります(笑)。「習うより慣れろ」という感じですね。

救急法救急員を受け続けて20年以上になりますが、幸運なことに救急の現場に居合わせたことはありません。この講習で得た知識により、体調が悪くなったお客様をどうするかといった判断の一助にはなりました。

いざというとき、あなたには何が出来ますか。
と書いて終わる積もりだったのですが、この講習を受けたからといって、私に出来ることは何もないかもしれません。それでも少しでもという自己満足に加えて、備えるべき「もしも」には負けたくないと思っています。