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基本情報技術者番外編:初級シスアドを知ってますか

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さて基本情報技術者の番外編、初級システムアドミニストレーターの紹介です。「ドミニスト」の辺りが普通にカミカミになってしまうので、略して「初級シスアド」と呼ばれてました。え、何それ?という方もいらっしゃるでしょう。実はITパスポート試験に引き継がれ、消えてしまった資格なのです。

初級シスアドは、基本情報が開発者側の資格と位置付けられているのに対して、ユーザー側の資格と位置付けられていました。このためプログラミング言語の出題はありませんでした。その後、この資格は社会人に必要なITの知識を証明するITパスポートと既存の基本情報技術者に吸収されて発展的に解消されたということです。

初級シスアドを受験した平成18年(2006年)にはITパスポート試験がなく、また基本情報技術者試験のプログラム言語までは必要ない私にとって、業務で広く浅くパソコンを使えることを保証するのにぴったりの資格でした。出題範囲を振り返ってみても、ITパスポート以上基本情報技術者未満という内容で、中途半端といえばそうなのですが、程良い難易度だったと思います。

使用教材の紹介とかは必要ないですね(笑)。私は80年代からPC-6601/8801といったパソコンを使用し、また会社のWordやExcelを触っていたので、初級シスアドは知識を整理する目的で楽しく勉強できた思い出があります。

この試験には表計算ソフトやデータベースの問題があり、プログラミング言語に表計算を取り入れた最近の基本情報は、初級シスアドともうほとんど同じじゃないの、と思われたかもしれませんが、その通りです(笑)。基本情報技術者試験を終えて、もちろんプログラムの知識は増えたものの、目的としていた表計算の技術はあまり進歩しなかったかなと思います。

ということで、失われた資格に対する哀悼の意と、私が比較的短期間で基本情報技術者に合格した背景を記すための番外編でした。初級シスアド、私は好きでしたよ!

出典:IPA
初心はどこに?基本情報技術者今やほとんどの業界で、IT=情報技術に関する能力は不可欠になっていると思います。私の職種でもネットの利用は当然ながら、WordやExce...